古書ほうろうにて、表現(Hyogen)ライブ!

谷根千にある「古書ほうろう」。古本屋さんでありながら、音楽ライブ、トークイベントや落語などを数多く行っています。以前とあるライブで共演した佐藤公哉さんが活動されているバンド 表現(Hyogen)のライブが行われるというので、絶好の機会だと思い行ってみました。

まず店内に入ると、その奥行きの深さに気づく。古本屋ということで狭小な空間をイメージしていたのだが、そんなことは全くない。店長さんも親切で、愛嬌がとても良い。奥のほうがライブ会場となっているようで、何やらざわざわしているのが見える。本棚に挟まれた道を進んで行くと、幾つかの楽器を前に椅子が並んでおり、既にお客さんが20人程着席してライブの始まりを期待している。気づけば、何やら2〜3歳から5〜6歳くらいまでのちびっ子が沢山いるが、これは何故だろう?表現のファンなのか、お店のファンなのか?お客さんの年齢層が広く、そして皆嬉しそうな表情をしながら演奏を心待ちにしている。そんなアットホームな空気がライブの前から感じられた。

表現のライブを見るのは初めてで、けれども不思議と初めて耳にする感じではなく、とても懐かしく、それでいて面白い音楽が鳴っていた。アコースティックギター、バイオリン、ウッドベース、そしてアコーディオン。それぞれの楽器を担当するメンバーが、さらに歌いだし、ときに奇抜とも言える程の大声を張り上げる。そういったものが、彼らのからだの中にある(そして私の中にもある?)調和の一部として聞こえて来る、見えて来る。なので、喧しいということではなく、むしろ当たり前のことに気づかされるという感じだろうか。人はいつでもその声を音にして、楽器にすることができる。そしてこれがさらりとできるのは、このバンドの構成力そして人間的な魅力のゆえだと思う。演奏を聞きながら「家族」や「遊牧」なんていう単語がちらほらと浮かびあがる。バンドのホームページを見ると、そのコンセプトに「様々な地域、時代の音楽を身体に落とし込み、深い欲求に従ったプリミティヴなポップミュージック」とある。この演奏と会場の居心地の良い雰囲気、やはり谷根千という地域と直結した魅力ではないだろうか。

LAND FESに繋げていきたいと思う、ひとつの目線。
そんなライブレポートでした!

(文/記録:松岡大)

表現(Hyogen)ホームページ
古書ほうろう ホームページ

LANDは、ユニークな空間にフォーカスしたイベントを継続しています。
LANDの活動履歴

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